
「サステナブル」「SDGs」という言葉が浸透している昨今。
地球温暖化・大気汚染・海洋汚染など環境問題に真剣に取り組む会社が増えています。
今回見つけた優良案件は、お財布にも、環境にも、人にも優しい
フランスのスタートアップ【PlanetWatch(プラネットウォッチ)】です。
世界中の「空気汚染を見える化」する分散型プラットフォームをつくった会社です。
- 「環境汚染の見える化」というこれからの時代に欠かせない情報
- 分散化ブロックチェーン・暗号資産を使用した仕組みの素晴らしさ
- 設置するだけで、誰でも手軽に参加できる手軽さ
これらをカンタンに解説していきます。
【参加した人全員がwin-win】ブロックチェーンの正しい使い方!
「環境の見える化」を「ブロックチェーン」で実現。「仮想通貨」が貰える?
パッと聞いただけではよくわからないですが、フランスから【PlanetWatch】というスタートアップが楽しみです。
仕組みを簡単に説明していきます。
センサーを購入して、家に置くだけで仮想通貨が貰える
このプロジェクトに参加する方法は、「空気をモニタリングするセンサー」を購入して、家に置くだけでOK。
自動的に空気のモニタリングとデータの送信を行います。
モニタリング状況はアプリでも確認できるので、自分がどんな空気で生活しているのかも一目でわかります。

PlanetWatchからは、データ提供の謝礼として、暗号資産「PLANETS」を受け取れます。
ドルなどの法定通貨に変えるもよし。そのまま持っておくのも良しです。
「PLANETS」は現在、Bitfinex・MEXC・BitMartなどの販売所で取引可能です。
世界中に設置されたセンサーからのデータは、ブロックチェーンで管理・集計されます。
みんなで作る「世界の空気を見える化したMAP」の完成です。
仮想通貨を購入するとモニタリングデータを活用できる

世界中のリアルタイムな環境情報が欲しい企業・団体は沢山あります。
工場・研究所・病院などの建設場所の選定や、農業・畜産など多岐に渡る分野で環境データは必要になっています。
データが欲しい企業側は、この暗号資産「PLANETS」を購入する事でモニタリングデータを使用出来ます。
環境を意識する人・企業が増えるほどみんなが稼げる
CO2削減のためのフェイクミートや、クリーンエネルギーなど、SDGsに配慮したビジネスが盛んになっています。
ナイキやGAPでも、環境を壊す「枯葉剤」を使用しない100%オーガニックコットン製品を発表するなど、
どれだけ環境保全に努めているかが、ブランド評価・株価に直結する時代になっています。
センサーが世界中に設置され、細かいデータの供給が多くなればなるほど、企業側からの需要も増えると思われます。
環境問題にブロックチェーンの技術を組み合わせることで、
低コストで高密度の大気監視ネットワークをリアルタイムで取得する事が出来ます。
データを供給する人も仮想通貨を貰え、企業も簡単に世界中のデータを買うことが出来る。
参加した人全員が【win-win】になるビジネスモデルです。
企業の信頼性は?仮想通貨で大丈夫?
PlanetWatchは、CERNという研究所から出てきたスタートアップです。
CERNは、原子核など基礎物理学の分野でヨーロッパ最大ともいわれている研究所です。
空気をモニタリングするためのセンサーは、イタリアの国立研究所が開発したものを使用しています。
つまり、環境側は文句なしの技術力です。
ブロックチェーンもアルゴランドとパートナーシップを組み実現しています。
PlanetWatchの企業自体は健全で、CERNスピンオフ企業というのもかなり信頼性が高いポイントだと思います。
問題点を上げるとすれば、
- 現在まだ実証実験の段階であること。
- まだデータが少なく、企業側の需要が少ないこと。
- 良くも悪くも、報酬が暗号資産であること。
いずれも、時間の問題ではあると思います。
規模が大きくなればデータの需要が増え、需要と供給のバランスが取れてくると思います。
バランスが取れれば暗号資産の価格は安定し、センサーを設置している側の報酬も安定的に入ってくることになります。

現在は、ヨーロッパ・アメリカが中心で、まだ日本には入ってきていません。
日本で今のうちに参加するとしたら、「PLANETS」を取引所で現物購入して保持する事くらいです。
また、このご時世で暗号通貨全体が暴落している影響も受けています。
「PLANETS」は価値を安定させるのか。価値を高めていくのか。方向性の見極めが大事かもしれません。
また、ホテル業界とも手を組んでいるようですが、最初のうちに提携企業をどれだけ増やせるかも見どころです。
現在は実証実験の段階のような物なので、正直まだ手をだすのは早急な気がしますが、
数年後かなり大きくなる可能性はあると思います。
今のうちに目をつけ、会社の動向を見ておくと、ビッグチャンスがあるかもしれません。